SOCIO6年生、OL若葉の日々(ふたりぐらしになりました)


by babyleaf_6

「今年クラブが目指すこと」

今日はスローガンの話をしよう。(←なつかしのケリーコラム風)

私は仕事のために、企業イメージとかブランド戦略の本を読んだりするのですが、
(最近でいうと「味の素」さんのブランド戦略はけっこうすごいですよ)
共通の目的を達成するためのスローガンの鉄則は
「わかりやすい」「覚えやすい」「浸透する」じゃないかと思っています。
お飾りじゃしょうがない、ってことですね。

FC東京のスローガンは「Ousadia〜信頼・勇気・挑戦〜」
『Ousadia』で、言葉の意味に興味を持たせるとともに
「ブラジル人監督で新体制」であることをアピールし、
その後は平易な単語を並べて具体的な方策を示しています。
なじみのない外来語を使うときにやりがちな失敗例としては
「Ousadia〜大胆不敵〜」っていうのがありますが、
これだと目的が見えなくなっちゃいますよね。
ですから、非常によく考えられたスローガンなんじゃないかと思っています。
(えらそうにすいません)

選手が自分やチームメイトや監督を信頼し、勇気を持って挑戦する。
(挑戦する対象は自分自身や相手チームや、あるいはタイトル)
またはサポーターがチームを信頼し、選手を勇気づけるために
遠方アウェイにも挑戦する…あれ?

「攻撃サッカー」も方向性はわかりやすかったけど、
今年のスローガンはより具体的だし、
選手やサポーターの拠りどころになってくれるんじゃないかと思うのです。



で、他のチームはどうなのよと思ったら、Jリーグオフィシャルサイトで
ちゃんとまとめてくれていました。

「今年クラブが目指すこと」
http://www.j-league.or.jp/club/2006slogan.html

どのチームも個性があって面白いので、総ツッコミしておきます。
(ダメ出し、ってわけじゃないですよ。)


鹿島 『一新制覇』
 これも非常にわかりやすいです。フォントも力強くてかっこいい。

浦和 『RAISE YOUR SPIRITS!〜速く、激しく、外連味なく〜』
 「外連」は「ごまかし、はったり」という意味らしい。
 「外連味なく」…ふぅーーん。

大宮 『大宮エクスプレス 〜加速するオレンジ魂〜』
 これはちょっと…「オレンジ魂」ってなんですか。
 「エクスプレス」と「加速」がダブっててもったいないです。

千葉 『Win by All!』
 昨年に引き続き。チームの姿勢がそのまま表れてますね。

川崎 『Challenge for the future 〜10th 1997-2006』
 富士通の長期経営計画かと。漠然としすぎてやしませんか。

横浜FM 『Win back the Champ'』
 言いたいことは明確ですが、5月ごろには忘れてそうです。

甲府 『Explore J1(探検J1)』
 これ好き。「探検J1」って語感がいいですね。応援したくなります。
 「探検」の果てにどこへたどり着いたとしても、きっと収穫があることでしょう。

新潟 『新生(新潟に生きる)』
 こーれはー…ビール会社や銀行からクレーム来ないんでしょうか。

清水 『かける想い。』
 優勝したいのか、残留したいのか、賞金が欲しいのか。
 「駆ける」と「望みをかける」をかけてるのはわかるけど、
 なににかけるのか、どこが目標なのか、言わないと。むずむずします。

磐田 『羅針』
 これも清水に同じ。どこを指してるのかと。
 「今年優勝する」のか、「来年の優勝へ向けてのステップアップ」でいいのか。
 はっきり言い切らないところに監督の個性は出てますが…。

名古屋 『前線へ。その先へ。−Grampus Challenge 2006−』
 まずは前線より手前のことも考えた方がいいよね。

京都 『ONE FOR TEAM −情熱旋風−』
 前半と後半で脈絡が合ってないというか、
 どっちかだけにした方がよかったのでは。

ガンバ大阪 『もっと熱く、青く、強く!!! 〜さらに新たな挑戦へ〜』
 長いな。加地さん、覚えられるかな。

セレッソ大阪 『さらなる挑戦』
 企業っぽーい。会社のえらい人が考えそうな感じ。
 昨年優勝逃したのに「さらなる」はちょっとおかしいのでは?
 思い切って「今年こそ。」じゃだめですか。応援したくなるんじゃないですかね。

広島 『WE GET DREAMS.』
 個性はないけど、広島っぽい。ということはいいスローガンなのかな?

福岡 『Climb to the top! 闘う集団 競い合うチームづくり』
 これはこれは具体的ですね!
 出戻り1年目にしては大きく出ましたが、これぐらいでなきゃ。

大分 『Challenge & Challenge』
 なんで2回言うねん。


ここからJ2。
全チーム「昇格」が目標ですから、よりわかりやすいのが多そうですね。

札幌 『闘』
 こわっ。
 この一文字で別チームの選手が思い浮かんでしまうのですが、いいんですか。

仙台 『勝利or勝利 〜絆を力に変えて〜』
 なんで2回言うねん。
 ツッコミどころが多すぎて脱力。

山形 『CONCENTRATION』
 わかりやすい。うんうん。(←かくれ山形ファン)

水戸 『CHEMISTRY 〜新たなる融合〜』
 『せめてボクたちが 一度背を向けたら
 二度とは戻れない場所なんだと知ってたら

 (CHEMISTRY『PEACES OF A DREAM』より)
 …ポジティブに捉えてくださいね。

草津 『走撃!』
 なんかこう、見てると笑えてくるのはなんでですかね。
 (ばかにしてるわけじゃないよ!)

柏 『タフネス  タフな選手で、タフに戦い、タフに勝利する』
 サポーターにもタフネスが求められます。

ヴェルディ 『All for win. 〜すべてが勝利のために〜』
 千葉の「Win by all!」と真逆の発想。
 だからそのまま訳しちゃだめだってば。

横浜FC 『夢に蹴りをつける』
 手始めに、まずは監督から。

湘南 『Believe』
 ベルマーレの「Be」と「live」を合体させたのだそうです。
 凝ってますが、すぐ忘れそう…。

神戸 『Kobe Forever Forward』
 「ヴィッセル神戸は、みなさんとともにJ1復帰を目指します。」
 というサブコピーとセット。
 「Kobe Forever」という不吉な文言を含んでいます。

徳島 『徳島ヴォルティス劇場 〜拍手の中、僕たちは主役になれる〜』
 わーお。こりゃまた…(略)

愛媛 『Speed & Aggressive』
 シンプルイズベスト。誰にでもわかりやすくてグー。個性には欠けますが。

鳥栖 『夢超戦』
 『夢劇闘』(2005年)に続く戦隊もの。
 「夢超戦隊サガントス!」とか、言いたくなるよね。
 ついでに「シベ超」を思い出しちゃったりするよね。


鹿島の『一新制覇』、甲府の『探検J1』が
今季の31チームの中では秀逸なスローガンではないかと思います。
あくまで私見ですけど。
短い方が、ビジュアル化したとき視認性が高いしね。
名古屋やガンバは広告代理店の匂いがします。

明日は「新生」新潟と対戦。
ガールフレンド来日でウキウキのササと
「新生(新潟で生まれた)」信男さんが1点ずつ入れて
ついでにルーカスの今季初ゴールで3-0と予想。
「信頼」してるよ、まっすぅ。
現地組の皆さんはがんばってください。
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by babyleaf_6 | 2006-03-10 22:04 | サッカーその他