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SOCIO6年生、OL若葉の日々(ふたりぐらしになりました)


by babyleaf_6

GPシリーズ第二戦スケートカナダ 男子SP&女子SP

やっと見ます。フィギュアは野球やサッカーと違って、結果を知ってても楽しめるので助かります。昨日は女子バレーボール見てたのですが、7点差から引っくり返されたのは悔しかったですね。

男子SP、実況は進藤、解説は本田くん。
ジェフリー・バトル。オペラ「道化師」より。
地元のファンからあたたかい熱烈な拍手で迎えられています。前半のジャンプを踏み止まったのに、途中のなんてことないつなぎのところで手をついてしまい、その後のジャンプをミス。ステップは工夫された振付けです。スピンはバトルならもっと速いはず。FSで巻き返せるか、スコアは66.85。

ブライアン・ジュベール。えっ、最終滑走とか言ってますけど男子SPふたり!?
うっかり紹介VTRを見てしまったのですが、赤ちゃんのときに病気で片方の腎臓を摘出したことが紹介されてました。それを取材しておいて「四回転サイボーグ」ってニックネームをつけるテレ朝の神経を疑う。
曲はオリジナル曲だそうです、「All for you」。今年の衣裳には文字は書いてませんよ(笑)。落ち着いて次々と技を決めていきます。ちょっと貫禄でてきちゃった?ステップのところどころに「筋肉モリモリ」みたいな振付けが出てくるのですが、あれはなんなんだろう。ふたりしか見てないですが、この人だけレベルが違う感じだったことは想像できますね。SPから危なげなく4回転を決めてます。GPシリーズ初戦でこの完成度。素晴らしいです。78.05、2位のポンセロ(トップ3くらい放送してよ〜)に10ポイント以上の差をつけて1位に。4位にカナダのメイビー。
以上、男子SPでした。えーーーー。

女子SP。実況は森下さん、解説は荒川静香さん。
エストニアのエレーナ・グレボワ、「アランフェス協奏曲」。クラシックな形のシックな衣裳がよく似合います。アイラインなのかつけまつげなのか、キラキラメイクがかわいい。ちょっと動きが固いですが、楽しんで滑る余裕があるように見えます。3T+3Tはよく飛びました。スパイラルへの入りとか、スピンの軸とか、基礎の部分をレベルアップさせてきた印象です。これからもっと上手になるに違いない!スコアは51.36。

アメリカのアシュリー・ワグナー。キャロライン・ジャン、ミライ・ナガスと一緒に2007世界ジュニアの表彰台を独占したひとりです。期待大!
曲は映画「キング・オブ・ファイアー」より。最初の3Lz+3Loはふたつめが回転不足か。スパイラルからの2Aはばっちり。ビールマンの姿勢がとてもきれい。イナバウアーを入れたり、スパイラルの技と技の間に細かい振付けが入ってたりと、SPですが見応えのあるプログラムですね。元気があって、でも雑じゃなくて、とっても好きな感じのスケーターです。アメリカはどんだけ層が厚いんだ。50.86で2位に。

最終グループ、フィンランドのラウラ・レピスト。映画「海の上のピアニスト」より。3T+3T、3Lo、いずれもクリーン。荒川さんも「プラスの評価をもらえるのでは」と。スピンの回転も速い。スパイラルも丁寧にやってますがちょっとつなぎが雑だったかな?惜しい。最後はSlStから美しいスピンへ、そしてフィニッシュ、ガッツポーズ。59.18でびっくりの1位に。

GPシリーズデビューの武田奈也ちゃん。がんばれ!
黒と赤、背中の大きく開いたセクシーなコスチュームです。曲は「Tanguera」。3Tはクリーン。3Lo+2Tも落ち着いて降りました。調子もよさそうですよ!スパイラルはどのポジションもきれい。スピンはちょっとスピードが足りないかな?でもキレのあるSlStからレイバックスピン、ビールマンのコンビネーション、そして満面の笑顔でフィニッシュ。いいじゃないですか!日本の若手も負けてませんよ♪VTRを見ながら荒川さんに演技を振り返って欲しいのに、修造のコメントがしつこい!出る前に真横にいたのかおまえは!邪魔だよ・・・。係の人は遠慮なくどかしちゃってください。
52.02で2位につけました。FSもがんばって。

エミリー・ヒューズ。あら連戦ですね。「I've got rhythm」。もうお姉さんお姉さん言うのやめてあげたらどうでしょう。実力あるんだから、ねぇ。満面の笑顔でスパイラル。音楽によく合っていて、観客を引き込んでますね。3Lz+2T、2Aはきれいに決まりました。アメリカ大会より10ポイント以上上げて、58.72で2位に。

きました、去年のスケートカナダで優勝したジョアニー・ロシェット。地元の大歓声を受けての演技です。曲はチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」。ジャンプがいまいち安定感に欠けたか。下半身がスリムになってますが、背筋が割れてる(笑)。スピンの速さとかスパイラルは背中でもってますね。背筋を誇示するようなフィニッシュ(笑)で55.48。

中野友加里。わぁ、きれいな衣裳〜。またお母さんの手作りかな。曲はショパンの「幻想即興曲」。トリノで荒川さんがSPで使ったオーケストラバージョンじゃなく、オリジナルのピアノソロです。こっちのほうが好き。珍しく3Lzで転倒。でも落ち着いてその後のコンビネーションスピンでは高レベルの技を繰り出しています。笑顔も出てるし、緊張はほどけたかな?ステップはちょっと音楽に遅れてしまったかも。2Aからフライングキャメル→ドーナツスピンという得意の形でしっかりフィニッシュ。今シーズンにかける意気込みが固さになってしまったか。荒川さんはジャンプの回転不足を気にしています。演技・構成点は高く、55.94で3位に。

最終滑走、浅田真央。胸のところに鳥がデザインされた美しい衣裳です。「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」。3F+3Loでバランスを崩しました。やっぱり初戦は緊張するものか。ステップからの2Aはうまく降りました。スピン、スパイラルはもとより、ステップにもバレエのお稽古に時間を費やした成果が表れてますね。手足の長さ、スタイルのよさを存分に活かした振付けです。SPではありますが、完璧に演技できたらすごい高得点が出そうです。・・・というか、これだけ身長が伸びて体つきが変わって行く時期に、自分の身体を思いどおりに動かしていることが脅威だ。反省点は多そうですが58.08で3位。

1位レピスト、2位ヒューズ、ほとんど差はなく3位に浅田。中野が4位、武田は6位。
FSは明日見る予定です。
by babyleaf_6 | 2007-11-06 00:16 | フィギュアスケート