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SOCIO6年生、OL若葉の日々(ふたりぐらしになりました)


by babyleaf_6

スケートカナダ 女子FS

すぽると!で、中日の日本一”影のMVP”荒木の特集やってます。よ、男前!

早く書かないと次の大会が始まっちゃいそうですGPシリーズ。無駄なところを早送りする時間はほんとに無駄だなぁ。

スケートカナダ女子シングルFSです。
カナダのレスリー・ホ−カー。おお、この人のFSを放送してくれるなんて珍しい!映画「プライベート・ライアン」ほか。実況は森下さん、解説は巻き髪も麗しい荒川静香さん。いとも簡単に難しいジャンプをくるくる跳ぶ若い子たちの中にあって、GPシリーズのこの時間を慈しむような丁寧なスケーティングです。スケートに誠実に向かい合って、こつこつ練習しているのがよくわかります。ラストはいつもの笑顔で。ジャンプの失敗などもあり、FSは89.59、トータル136.55。

アシュリー・ワグナー、曲はタンゴ「ジェラシー」。3Lz+2Lo、3+3の予定がバランスを崩してふたつめが2回転に。昨日のはふたつめの3回転が回転不足で減点されてしまったので今日は自重したとの荒川さんの解説。曲をよくつかんで、のびのび滑ってます。3Lo+2Lo、3F+2Lo+2Lo、3T、3Lzと後半にもたくさんジャンプをもってくる体力の要る構成ですが最後まで元気。そういえばジャンプが右回転ですね。コンビネーションスピンでフィニッシュ。肩をすくめる仕草もチャーミングですね。FS99.20、トータル150.06で暫定トップ。なかなかいいデビュー戦だったのではないでしょうか!

エレーナ・グレボワ。グリーグのピアノ協奏曲イ短調。長い手足を振り回さず、きちんとコントロールしているという印象です。ちょっとおとなしすぎるかな?ピアコンで踊るのは難しいよね。ジャンプが得意なら、もうすこし派手な曲を使って情熱的な演技ができるようになるととっても伸びるのではないかしら。全体的に固さが目立っちゃいましたが、大きく崩れることもなく最後まで滑りきりました。FS94.33、トータル145.69。

武田奈也、ブラシオ「Otanal〜秋に寄せて」。白い衣裳は新鮮。最初の3Loはプラスの評価をもらえるきれいなジャンプ。ふたつめの3Fが2回転に。コンビネーションジャンプからスピン、ビールマンに拍手。これまでの奈也ちゃんのイメージとは違う曲想のFSですが、大人の雰囲気も出せるようになってます。後半のジャンプシークエンスはきれいに決まりました。ミスしないなぁ。さあSlSt。これはもっと改善の余地がありそう。がんばれ!最後に2Aから3連続ジャンプを決めたのがえらい。かわいいペットボトルホルダー使ってますね(笑)。FSは96.03、トータル148.05でワグナーに次いで2位に。

ジョアニー・ロシェット、曲はミュージカル「ドンファン」より。3Lz+2Tをクリーンに決めていい入り。3Fも高さ・回転ともばっちり。荒川さんも「力強い」と太鼓判。濃い青の衣裳ですが、黒か深い赤の方が素敵じゃないかしら。3Lz、3S、いずれもきれい。表情からも気合いが感じられます。ファイナル出場に向けて地元で優勝したいよね。スパイラルでは拍手。終盤のジャンプシークエンスでステッピングアウトしたのか?両方ともふたつめが1回転に。途中までが完璧だっただけに、最後に体力がなくなったのが残念。この後浅田が出てくるのもプレッシャーになるんでしょうか。
FSは111.70、トータル168.18でこの時点でトップ。

早送りしても早送りしても昨日の再放送です。編集しがいのある番組だなぁ。(棒読み)

中野友加里、R.コルサコフ「スペイン奇想曲」。集中した、いい表情してます。3Aはこらえた!よし、いけー。3F+2Tもクリーン。ハープのカデンツァのところでスピンをもってくるのはいいですね。SPで転倒した3Lzも成功、3Sも危なげなく。スパイラルのあたりから余裕がでてきたかな?3T+2To+2Loを決めてにっこり。ステップシークエンスはもっと滑り込めば感動的なものになりそうですよ。最後は得意のドーナツスピンから笑顔でフィニッシュ。わあ、すごくいいじゃないですか!ここからどんどん上げていけばGPファイナルも世界選手権もいけますよ。キスアンドクライでさっそく反省会する中野と信夫先生(笑)。パーソナルベストが出ました、FS113.49!トータル169.43でトップに。おお、ロシェットを上回りましたよ、素晴らしい!インタビューではいつもどおり反省。でもベストは尽くしたということで満足げ。ロシア大会も楽しみにしてます。

浅田真央。ショパン「幻想即興曲」。今シーズンの衣裳はどれも素敵ですね。最初のジャンプは2Aで慎重に。万全でなければ3A飛ばなくても優勝できるということですね。曲の冒頭からスピード感があります。3F+3Lo、難しいスピンも難なくこなしてるように見えます。なんだこの完成度の高さ・・・。アメリカに行ってからより力を入れたというバレエのお稽古が演技に活かされてますよね。着氷しても音がしないんじゃないかというような軽やかなジャンプ、めちゃくちゃ難しそうなステップ、きちんと音楽にも合ってます。ミュートにして演技だけ見てても音楽が聴こえてきそうですよ。すごすぎる。技術点は中野に及ばないものの、FS119.58、トータル177.66。ファイナル出場もほぼ手中に。これで3Aを2回とか入れちゃったらもう間違いないですね。

エミリー・ヒューズ、「カルミナ・ブラーナ」。疲れとかないんだろうかこの人は。ジャンプも決めたしSlStも勢いがあってすごくよかった。全体的にいい演技だったのですが相手が悪かったなぁ。トータル162.42で4位。

最終滑走、ラウラ・レピスト。映画「ドンファン」より。
中野・浅田・エミリーの後で滑るのは荷が重かったのか、それとも体調でも悪いのか、集中が切れてしまってジャンプで次々失敗。最初の2Aは浅田に負けず美しい着氷だったのですが・・・ううーん、昨日のよさを見ちゃった後ではもったいないと思ってしまいますね。スケーティングの美しさは今シーズン見た中ではすごくいいと思うので、次の大会がまた楽しみです。落ち込まないで!トータル147.96、お疲れさまでした。

女子シングル最終結果は、1位浅田、2位に中野(おめでとう!)、3位ロシェット、4位エミリー、5位ワグナー、6位奈也ちゃん、7位にレピスト。
いろいろとドラマのあったスケートカナダの女子シングルでしたね。中野がFSでよく盛りかえしたと思います。奈也ちゃんは上々の滑り出しですが、ここから上がって行くのが大変なんだろうな。

第三戦はカップ・オブ・チャイナ。日本からは村主章枝姉さん、柴田嶺くんの年の差カップル(カップルじゃない)が出場。女子ではキム・ヨナがGPシリーズ発進、アメリカ大会に続いてキャロライン・ジャン、そしてコストナー、セベスチェン、ポイキオと実力者がずらり。姉さんがんばってください!新しいプログラム楽しみだなぁ。
男子もすごいよ。ライサチェック、ウィアー、ダウ゛ィドフ、そしてランビエール!表彰台がまったく予想つきません。アイスダンスもベルビンちゃん&アゴスト、ドムニナ&シャバリンと大好きな2組が出場するので、深夜でもいいから放送してくれたらいいのになぁ。

・・・で?スケートカナダの男子シングルは?
by babyleaf_6 | 2007-11-06 23:46 | フィギュアスケート